獣医さんになりたい
長女が4年生のときに「大きくなったら獣医さんになりたい」といいました。
獣医さんとは言っても、動物を診る獣医さんではなく、「お医者さんは治るとおわっちゃうから」と、研究職に興味があるようです。
どうやって動くのだろう、中身はどうなっているのだろう、どうしてこういう形なのだろう。
そんなことが気になるようです。
小さな頃から生き物が大好き。
動物も大好き。昆虫も大好き。
生き物がいると、かならずさわりに行きました。
手先は器用な器用なほうではなかったけれど、小さな頃から、上手につぶさないように小さな虫を捕まえたり、キャンプではどこからか魚やクワガタをみつけてきて捕まえていたり、学校で遊んでいるときにもよくトンボが指に止まるようなところがあります。
大きめのほ乳類には、突然動き出す長女の動きや研究心に、動物たちが不安を感じてさけられることも多々ありましたが(^-^;)
長女は、小さなころから図鑑(写真)が大好きです。
中でも、動物や人体の骨や体の仕組みをよくながめていました。
かわいいイラストレーションを使用した図鑑はあまり心に響かないようで、写真もしくはリアルな絵のものを好んでいます。
小学校にあがってからは、透明標本や大人向けの図鑑がたのしくなりました。
「獣医さん」という職業については、たまに遊びにいく大学で知ったようです。
学部の建物にも動物の標本がたくさんあり、とても楽しそうに見ていました。
獣医さんという職業を知ってから、本屋さんで獣医さんの関連の本を探してみると、解剖図録や疾患治療の症例集などがあることを知りました。
生々しくて、私はまったく見ることもできないのですが、長女にはとても興味深い内容らしく、熱心に見ていました。
興味の方が勝ったようです。
長女(と夫)は、誰かが怪我をしたり血を見ても、それほどダメージを受けない感覚を持っているようです。
その感覚を持っていない私には、言うなれば才能に見えます。
小学生にはどうなのか、とは思うときもあるのですが、興味がある分野は隠さずオープンにする方がよいのではないか、と考えることにしました。
年齢で線引きをしてしまうことで、隠れて一部のことにのみ固執してしまうリスクの方が大きいのではないかと思ったのです。
オープンにする代わりに、興味の分野からの派生系、その分野の詳しい人たちのしていることを、あわせてできるだけ提示するようにしています。
できれば、専門の人と「楽しい!」についてお話をできる機会があるといいなと思います。
うちはエンジニア寄りなので、なかなか関連の知り合いはいないのですが(^-^;)
そうして、「楽しい」の世界を広げていってもらえれば、と思います。
理科は、私も夫も生物はあまり興味がなく、物理寄りの方面が楽しかったので、そちらに興味がでてくるものとばかり思っていました。
親とこどもでも、やはり違う人間で、興味も違うのでとても不思議です。
これから、だんだん世界が広がって、違う方面に興味がでてきたりすることもある、とも思います。
どんなことであっても、「もっと知りたい」と思うことがあるのは、とてもすばらしいことだと思います。
これからもたくさんの「大好き」「なぜだろう?」「もっと知りたい」を見つけて、さらに世界を広げていけますように、と願います。
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まだかな(。・ω・。)
— チロ子 (@tirolco) 2015, 5月 10